先日、介護保険の住宅改修は単価をある程度きめられるので、いいですねと言われました。

確かに一般のリフォームは大変なんです。

これは非常に個人的な意見ですが、見積りを作るだけで料金を頂きたい。




新築の家や車・家電などの場合、定価を出せますが、家のリフォームの場合、かなり料金の算出方法が難しいです。

極端な話ですが、トラックを家の横に置けるかどうかだけでも値段は変わってきます。


あと、素人であるお客さんの相談に乗ってプランを練り上げていく手間が大変な労力です。

しかもそれらのプランを作って、見積りに入ってもそこから、合い見積りをするようなお客さんまでいる始末です。


なんだか、ネットなどで料金の裏表が暴露されだした頃から、悪循環になっているような気がします。


例えば、

誠意のある見積り書を提出しているのに、いつも工事の受注まではいかない。

受注がないので、経費ばかりかかる。

たまに受注できそうないいお客さんで取り戻そうとするので、高めの値段にする。

いいお客さんは損をする。

今度からは合い見積りを取るようになる。




勘違いをしないでもらいたいのは、決して合い見積もりをするなということではありません。
むしろ、変な業者もいるので勧めたいぐらいです。

ただし、プランを作っていく段階でかかる経費を考えないで値段だけで比較されると、かなりきついということです。







プランと一般的な値段を提示するだけで工事をしない、全く別の専門業者を作れば解決できるかもしれませんね。


よく建築士事務所などがそういう仕事をされますが、10万円かそこらの工事にプラン作成料金が5万円などでは誰も頼まないと思うので、もうちょっと隙間を埋めるような業者を作ればみんなハッピーになれるかもしれません。


うーん、言うが易しとはこのことか。