大手だけでなく、中小企業の会社も住宅改修はしたがりません。

なぜ、この不況の折にも確実な集金を期待できる住宅改修の事業を避けるのでしょうか?



まず一つに、仕事の依頼が不定期だということがあります。

一年間を通してみると、案外安定した依頼があるのですが、なにぶん健康だった人が手摺を必要になるのを待っている状態なので、常に新規顧客待ちとなります。 


長年続けていると、リピーターの人なども増えだしますが、経営の基盤にできるほどのリピーター数は期待できません。


キッチンやシステムバスなど、生活する上で必ず必要になるものでなくても、リフォームするとうれしいなぁと、思える商品などは、営業しやすいです。 だれでも家がきれいになるのはうれしいですから。

住宅改修の営業はとにかく待ちが基本ですから、営業マンがいくら頑張っても、なかなか成績を上げ続けるのは難しいのです。

経営側からみると、管理しにくいという面があります。

つづく


通常家の中の手すりは木製が多いです。 

握りやすく冷たくない為、おすすめです。 4~6千円ほど


ただしお風呂の手すりの場合はTOTOなどのおふろ専用手すりを使います。

やはり水に強い分多少高めです。8千円以上


一番高いのが、外部用の手すりです。

水だけじゃなく風や太陽の紫外線などにも強くないといけないので、頑丈です。

矢崎加工の手すりなどは10年たってもまったく劣化がありません。 感動しますよ。

1万円~10万円ほど


住宅改修は20万円が上限なので、家中に手すりを効果的に付けると、結構20万円ぐらいになっちゃいますね。







よく住宅業界ではニッパチと言って2月と8月は仕事量が減ります。

これはそれ以前に工事を詰め込んで終わらせるために、ぽっかり時間が空くからです。


ただし介護業界は少し違って、住宅改修が一番忙しくなるのが、1・2・3月です。



これには2つの理由があって、一つは冬に寒くなると、お年寄りの体調が悪くなって住改の依頼が増えます。


もう一つの理由は、介護保険ではなく、高齢福祉の制度の助成金の締め切りが年度末なので、一気に仕事が倍加します。 通常の市町村では大体1月頃から予算が少なくなってしまって、嶋切られてしまうので、この時期に多くなるわけです。


助成事業は奥が深く難しい制度なので、またの機会に。
住改あるあるですが、既製品のミニスロープは出幅が大きすぎるため、廊下などに設置した場合にどうしても邪魔になりがちです。 20mmの高さで7cmぐらい、35mmで14cmぐらい場所をとります。

その為、よく自分で角度を調整したミニスロープを設置するんですが、先日35mmの高さで出幅を4cmにした所、役所からクレームが付いて、お金がおりませんでした。

つま先の引っ掛け防止だけならこれでよさそうなもんですが、皆さんはどう思いますか?

ただいま住改ネットの会員の皆さんには申し訳ありませんが、弊社の知り合いから、マニュアルを書籍化する話があります。


当然すべての内容を書籍化するのは不可能(一部法的に危ないそう)ですが、数年後なら書籍化もいいかなと思っています。




会員の皆さんには言うまでもありませんが、住改は最初に事業所を押さえたものが永久に勝ち続けるシステムです。



さすがに1000円ほどの本だけで商売ができるほど甘くはありませんが、その本を読んでくれた人の中からマニュアルを買って、あなたの地区の事業所に来る人がいないとも限りません。



それまでに自分の地区の主要な事業所を確保できるようにがんばって下さい。